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23 名前:1/2[sage] 投稿日:2011/09/26(月) 10 08 38.32 ID 0WaPSFef0 [1/21] ちょっと俺の話聞いてくれよ だんだんと涼しくなってきた秋の口、俺はツンデレとのんびりした時を過ごしてたの 夏サウナで冬冷蔵庫な俺の部屋は今の時期快適でさ、あの娘よく遊びに来る訳 それで昨日のことよ、ツンデレはベッドに寝っ転がり漫画片手に、最近寒くなってきたね、なんて話しかけてくるの それにゲームしながら相槌打ってたらツンデレがコッソリ忍び寄ってくる気配がしてさ、後ろから首絞められたの ツンデレの手は陶磁器かって位冷たくて 俺は手を離すよう懇願したんだけど、ツンデレは意地悪くてさ 指に力を入れる素振りをしたり、喉仏をいじってきたり ゲームに集中出来ないように邪魔してくるの だからゲームの電源を切り、仕返しにツンデレの首に手を置いてやった ツンデレの首は雪の様に細くて、割れ物を扱うよう触ったの したらツンデレ、ドクドク脈打ってるね、なんて話しかけてくるの、当たり前じゃん生きてるんだから ああ、それにしても暑いな、さっきまであんなに涼しかったのに、って話 24 名前:2/2[sage] 投稿日:2011/09/26(月) 10 11 31.51 ID 0WaPSFef0 [2/21] ちょっと私の話聞いてほしいんだけど だんだんと涼しくなってきた秋の口、私はアイツとのんびりした時を過ごしてたの 夏砂漠で冬南極なアイツの部屋は今の時期快適でさ、よくお邪魔させてもらってる訳 それで昨日のことよ、アイツは私に背を向けてテレビゲームしててさ、話しかけても生返事 私、アイツに構って欲しくてさ、気付かれないようにアイツに近づいて後ろから首に手を添えたの アイツの首は赤ちゃんかって位温かくて 苦しいからやめて、なんて口では言うんだけどアイツ全然抵抗しないからさ アイツの脈拍計ったり、あご下の髭を撫でてみたり 私を無視した罰を与えてやった したらアイツ、振り返って私の首絞め返してきたの アイツの手は太陽の様に大きくて、包み込むように絞めてきてさ その後私が色々話題を提供したんだけど、そうだね、しか言わなくなってさ、いっちょまえに緊張してやんのアイツ ああ、それにしても喉渇いたな、さっきジュース飲んだばかりなのに、って話
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ツンベアー 圖鑑資料 項目 資料 當地圖鑑編號 120 全國圖鑑編號 614 分類 屬性 冰 高度 2.6m 體重 57.3kg 特性 雪遁 進化 クマシュン(lv 37)→ツンベアー 蛋分類 陸上類 孵蛋步數 5120 ♂ ♀ 50 50 名稱來源 點子來源 圖鑑說明 種族值 項目 値 HP 攻擊 防禦 特攻 特防 速度 合計 招式 Lv 招名 遺傳招式 招式 父pm 招式機器 No 招式 秘傳招式 No 技 コメント 名前 コメント
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ツンバカ 川上はちょっと面白い。好きな子いじめをしてしまう小学生が、 そのままでかくなったようなヤツだ。好きだからついツンツン してしまう、わかりやすくて面白い。 俺は、川上にツンツンされている。 一回生の時サークルの飲みではじめて顔を合わせたとき、 川上は俺を見ていきなり真っ赤になった。 それからずっと、俺は川上にツンツンされているのだ。 ツンツンする割に、川上は、なにかっていうと俺にひっついている。 履修だって合わせてくるし、合宿の班だって同じにしたがる。 飲み会の席でも近くに陣取る。俺の部屋は三次会あたりの会場になることが 多かいんだけど、川上は絶対ついてきた。そして、ツンツンする。 出会って三年、俺はツンツンしながら側にいる川上と、なんとなく過ごしている。 川上と喧嘩をした。 喧嘩なんかするつもりじゃなかったんだけど、いつものように ツンツンする川上に、ちょっと言い返してみたら、川上が、もう絶交だ って言って勝手に怒ってしまったのだ。顔を真っ赤にして、勢いよく踵を返し、 ずんずん去っていく川上を、絶交とか言われたの本気で小学校以来だと 思いながら見送った。 それからほんとに川上は、俺に近づいてこなくなった。 三日も四日も経って、川上が側でツンツンしてないと、 ちょっと拍子抜けするくらい味気ないことに、俺は気づいてしまった。 大学の近所のコンビニに、学校帰りにいつものようにバイトに出かけ、 いつものようにレジ打ってるときに唐突に。 「案外癖になる味だったんだなぁ、あいつ」 心中でしみじみと俺は呟いた。 バイト上がりに、川上に電話してみた。 ワンコールくらいで電話に出た川上は、 『なんだよ、絶交だっていっただろ!』 ものすごい勢いでそう言い放った。 「そうだけど、なんか川上にあいたくなった、よくわかんないけど」 『なに馬鹿なこといってんだよ』 電話の向こうの声は、ツンツンしている。いつもの川上だ。 「だよなぁ。ごめんごめん。もう切るわ、悪かった」 川上が押し黙る。しんとした気配が、広がっていく。 じゃあな、と言って、俺は電話を切った。 そのまま駅に向かって電車に乗った。俺の家は大学から二駅離れているのだ。 電車を降りて、改札をでたら川上がいた。 「川上」 近寄りながら声をかける。ふりむいた川上は涙目だった。 「なにしてんのこんなとこで」 「……駅からの道順わかんなくなってたんだよ。だからここで」 涙目の川上は、やっぱり涙声で言った。 顔がおもわずほころびそうになるのをこらえ、真顔で俺は 「どこにいこうとしてたんだよ、川上」 そんな風に、白々しくたずねてみた。 川上が悪い、こんなに意地悪心をくすぐってくるヤツはそうそういない。 「しらねーよ、バカ」 いつかと同じように真っ赤になった川上は、ごしごしと目を擦って、 ぷいとそっぽを向いた。 バカはお前だろ、川上。 涙目、涙声の川上の手を握ってやる。 ふりほどかれると思ったのに、川上はおずおずと手を握りかえしてきた。 馬鹿な川上。かわいいヤツ。 相手を「さん」づけで呼ぶ
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25 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/21(月) 20 46 11.98 ID e+s0gPZOO [7/14回発言] ツンデレぷにぷにパーティー 男「俺、纏の頬っぺたをぷにぷにしたい」 纏「……は?」 男「は? じゃないよ。今すぐ纏の頬っぺたをツンツンぷにぷにしないと発狂して裸で躍りだしそうだ」 纏「そうかえ。ならばそのまま発狂して死ぬがよい」 男「死にそうな俺を救うために我が身を呈するという発想は?」 纏「主のために割く労力があるなら、枝毛でも探しておった方が有用じゃわい」 男「Oh……枝毛に敗北した」 纏「だいたい何ゆえ儂の頬に触れようというのじゃ。婦女子に対して失礼じゃとは思わんのか?」 男「日本にはハレとケという考え方がありまして。ハレの日くらいおにゃのことウハウハしたい訳ですよ」 纏「ならん。むしろ主は年中ハレの頭ぱっぱらぱーではないか」 男「そんな馬鹿な。俺のどこがぱっぱらぱーだって?」 纏「頭じゃと、今言うたばかりじゃ」 男「こんにゃろ。正論で返す娘っ子には、強制頬っぺたふにふにタイムを執行してやるぞ」ムニュ 纏「うなっ……ひゃ、ひゃめんか!」 男「はぁー、癒される……頬っぺたってなんでこんなに柔らかいの?」フニュフニュ 纏「ひらんわ! はようはにゃしぇ!」 男「あと五分ー」ムニムニ 纏「うにゃー!!」ガブッ 男「あれ、なんか両手の指に激痛がっつうか痛えぇぇぇぇ!?」 纏「馬鹿たれ!せくはら野郎!主なんか大嫌いじゃ!」プンプン 男「おま、マジギレしたからって噛むこたないだろ……」ズキズキ
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※一部に某ホラー映画や都市伝説のパロディを含んでいます。 人は目の前の空間とそこに存在するものを、視覚から入ってくる光の情報で認識、判別する。 だから、光源無き原始の暗闇の前では、人は目の前の光景を何一つ見通せなくなる。 当然のことだ。 だが、昼間、光が確かに存在し情報として視覚に入ってくる時間帯に、目の前の空間を認識できなくなる状態というものも、 この世界には存在しなくもない。 濃霧。 圧縮された水蒸気が、空間内のあらゆる存在を包み込み光としての情報を視覚から抹殺してしまう自然現象。 人の住む都会ではまず見られることはないが、極限までその濃度を高めた霧は、 本当に目の前に『白き闇』と呼ぶに相応しい、不明確な空間を作り出す。 全ての光が遮断される訳ではないので目の前に空間があるということは視覚で認識できる、 だが、そこに何が存在するかまったく見通すことができない。 見えているのに見えない、そんな、人間の感覚を小馬鹿にしたような真っ白な空間。 そんな白い闇の中、 それは確かに存在していた。 余りにも巨大で、余りにも豪胆に、 余りにも虚ろ気で、余りにも儚げに、 既にこの世に存在していないはずのその“船”は、 静かに、だが確かに白き闇と共に大海を進んでいた。 ゆっくらいだーディケイネ 第12話 On the ghost ship Aパート ~Ⅰ~ 目の前に広がる海、 ゆっくりれいむは窓際でその海をじっと眺めていた。 「うーみーは広いーなぁ、大きーなーぁ♪」 「ちょっと前にもこういう始まり方なかったっけ?」 れいむの脇に立つ作務衣を着た人間の女性が、多少呆れたようにれいむに問いただす。 「屋根よーりーたぁかぁいー鯉幟ぃ♪」 「その歌は現状に全然関係ない」 後ろに立つゆっくりまりさにも同じようにツッコミを入れる。 どうやらツッコミに関しては律儀な性格らしい。 「しかし、海ねぇ。多分海ねぇ」 「きっと海だね、お姉さん!」「泳げタイヤキ君だね!」 ここは作務衣を着た女性、床次紅里が住む家の一室、のはずだ。 そして彼女達が居るこの部屋の窓の外に広がる光景は確かに海、のはずだ。 “はず”というのも、窓の外は白い濃霧に包まれて、遠近関係なくまったく見通しができなくなっているからだ。 それでも、波がざざめき合うような音が確かに聞こえるし、磯の芳しい香も確かにするしで、 目の前に広がっているはずの景色が大海原であろうことは確かだ。 何より、 「‥‥酔った」 紅里はぐったりとうな垂れて、そのまま床のフローリングに倒れ伏した。 「おねえさん!」「しっかりするんだぜ!傷は浅いぜ!」 「うう‥」 生きた心地のしない顔のまま、紅里はポツリと恨み言のように呟いた。 「ぐらぐら揺れすぎなのよぅ。ちくしょう‥、朝ごはんにあんなに卵料理食べるんじゃなかった‥」 彼女達の居る一室は、波に会わせ上下に大きく揺れていたから。 ~Ⅰ~ その後、れいむとまりさが何処からか持ってきた酔い止めの薬を処方して、紅里の船酔いはひとまず落ち着いた。 決して吐くことなんてしなかった。ヒロインとしての自覚は強い方だから。 そして、取り敢えず何時もの通りに玄関から外へ出ると、そこは船内の廊下に通じていた。 「私らのワープ方法って何気に酷いわよね。これじゃまるでナムカプのシルフィーさんの何処でも転移SHOP※じゃない」 「そんなマイナーゲームは誰も知らないよ!」「KOS-MOSが強すぎなのは知ってるぜ!」 ※シルフィーさんの何処でも転移SHOP:出展、NAMCO×CAPCOM(namco) アーケードゲーム『ロストワールド』から参戦の神出鬼没の守銭奴女商人、シルフィーさんのお店。 竜宮城や宇宙基地等どんな場所でも空気を読まず店ごと転移してくることに定評がある。 そんなことよりと、廊下の突き当たりにあった窓から、もう一度外の景色を確かめてみる。 そこにはさっき見たものとまったく同じ光景、白い濃霧だけがひたすらに広がっていた。 「さっき部屋で確かめた日付は5月24日、偶然かどうか分からないけど妖々夢の世界と同じ日だった。 そして、“白い濃霧”、目前に広がる“海”、私たちが今居る“船”ねぇ。 何か今までの世界がバラバラに混ざってるみたい。ここは何の世界なのかしら?」 「東方紅月夢?」 「何だそのミックス弾幕STGは」 「船‥分かったぜ!きっとこの世界こそ今度のの夏コミで出る東方星蓮船※‥」 「ネタバレ駄目絶対!!」 ※東方星蓮船:出展、東方project 東方シリーズ最新作、今度は自機にさなえさん追加!ネタバレすると小傘ちゃんは可愛い。 その後も紅里はゆっくり達と共に色々とこの世界のことを予想しあったが、ついに結論は出なかった。 「だけど、随分立派な船ねぇ」 紅里は神妙な顔つきで辺りを見渡しながらポツリ呟いた。 取り敢えずもうちょっと船の中を見て回ろう、と結論を出した彼女達が歩いているのは、客室と思われる扉が続く長い廊下。 今は点いていない花形の照明や一面を覆うシルク色の壁紙は、まるで映画の中の一流ホテルにあるような絢爛さで、 この船が如何に豪華な客船であったかが見てとれた。 過去形、ではあるが。 「けど、誰も居ないんだぜ」 「凄く不気味だよ」 「えぇ、そうね」 こんな風に、廊下一面に客室と思われる部屋が並んでいるということは、 この船は大勢の人間やゆっくりを乗せて航海することを前提として造られた客船であることに間違いない。 だが、耳を側立ててみても、辺りを見渡しても、生き物の気配はまるでしない。 それだけではない。 紅里が歩を進めると、びしゃり、と水飛沫が跳ねた。 「作務衣着てて助かったわ~」 「まりさにかかったよ、助かってないよ」 「れいむにもかかったよ、助かってないよ」 水溜まり、 水を激しく吸った絨毯、 大きなひびが入った壁、 辺りに散乱するかつてこの廊下を彩っていたであろう照明具のガラスの欠片。 まるで台風が通過した後の街並みのような景色だ。 至る所に大小多くの傷や染みがあり、折角の豪華な内装が台無しになっている。 こんな大きな船、一つや二つ窓が開いていたくらいじゃ、こんな惨状にはなるまい。 廊下から水が天井近くまで入り込んでくるような、それこそ船全体が沈没でもしない限り、こんな酷い景色は出来上がらない。 誰の姿もない、一度沈没したかのような船‥。 「まるで幽霊船だぜ」 まりさの何とない一言に、紅里は成る程な頷いた。 「本当にそうかもねぇ」 「え?」「マジで?」 自分で言っておきながら、まりさの顔がスッと青ざめる。ついでのようにれいむも。 謎の饅頭だろうと何だろうと、幽霊と名のつくものはそりゃ怖いのだ。 「いやだってこれまでだって吸血鬼やら宇宙人やら出会って来たじゃない。今回は幽霊だって言われても私は驚かねーわよ」 「そんなこと言って本当に出てきたらどうするの!」「フラグ立てちゃ駄目なんだぜ!」 思った以上にびびっているゆっくり二人に紅里は呆れるようにやれやれと首を振った。 何がそんなに恐ろしいんだか‥。 「え‥」 首を振っていた紅里の口から、突然そんな声が漏れる。 「どうしたんだぜ?」 「いや、何でも‥ない」 「ゆぅ?」 ゆっくり達は釈然としない顔持ちを浮かべたが、まぁいっかとまた気にせず歩き始めた。 (何‥さっきの?見間違いだとは思うけど‥) 呆れて首を振った時、通路の突き当たり、今自分達が進んでいる方向とは逆方向の突き当りで、 何かの影が通過しているようなものが見えた。 恐らく気のせいだ。いくら何でもあんなものがあるはずがない。 (にょろにょろと、まるで、蛸の脚みたいな‥) 「お姉さん!?はやく行こう!」 「一人で行動するのも死亡フラグなんだぜ!」 ゆっくり二人がいつまでも立ち止まっている紅里に向かって心配そうに声をかける。 「あ、うん、ごめん。今行くわ」 気のせいだと自分に言い聞かせ、紅里はまた廊下は歩き始めた。 ばっしゃばっしゃと水しぶきをたてまたゆっくり達を塗らしてしまい、そんな二人に文句や罵声や文句を浴びさせられながら。 そして、 紅里が見ていた、その廊下、突き当たり。 彼女が見たその影は確かにそこに存在し、うねうねと触手を蠢かせていた。 決して、ただのゆっくりや人間でないと見て分かる、得体の知れない人外の何か。 「侵入者か‥。いったい何処から入り込んだのやら」 見た目に似合わぬ理知的な声で、その人外は触手をうにょうにょさせたままポツリと呟いた。 「まぁいい。取り敢えず皆にも報告だけはしておくか」 ~Ⅱ~ 「ここは警備室‥だったみたいね」 「画面がいっぱいだね!」「映画で見たことあるぜ!」 適当に廊下をさ迷い、適当にいくつか階段を登って散策していた紅里一向は、曲がりくねった通路の先にある、 開きっぱなしになっていた一つの部屋に行き着いた。 その部屋の扉の上に書かれていた文字は英語で『2nd security room』、第二警備室だと読むことができる。 人が十人と入ればいっぱいになってしまうような狭さ、散在するパイプ椅子、 そして正面一杯に広がる幾つもの小さいモニター画面に、それに直結している難解気な大きなコンピューターとそのコントロールパネル。 今まで歩いてきた廊下と変わらずところどころ水浸しになっていたが、廊下より被害は少なかったらしく、 コントロールパネルやモニターにはほとんど水がかかっていない。 「お姉さん!何か本が落ちてるよ!」 「きっとかゆうま日記※だぜ!読んだらクローゼットからゾンビが出てくるんだぜ!」 「ねーわよ、そんなバイオハザード。これは‥、警備日誌みたい」 ※かゆうま日記:出展、バイオハザード(capcom) T-ウィルスに感染した研究所職員が残した日記。いい加減な態度の男の独白が徐々に狂気を帯びていき、そして最後には‥。 幸いその日誌はビニールで出来たクリアケースの中に入っていた為、 その中身はほとんど濡れていなく、容易に読み取ることができそうだった。 パラパラとページをめくる。 「これは、こりゃまさか‥」 「どう、お姉さん?」 「あーうん、ちょっとまずいわ」 「まさか、本当にかゆうまだったんだぜ?」 紅里は顔を青くして、険しい顔で言う。 「全部英語で書かれているから全然分からないわ」 「‥‥‥」「‥‥‥」 二人のゆっくりは何ともいえない顔で、彼女を慈しむようにじっと見つめた。 「うっさい!見るな!馬鹿にするな!私は生粋の日本人だからしょうがないのよ!」 「うん、そうだね、お姉さん。気にすることないよ」「馬鹿キャラだって結構人気出るよ!」 「励ますな」 一頻りつっこんだ後、気を取り直して紅里はもう一度警備日誌を見た。 「お姉さん、無理はしないほうが‥」「無理は脳に障るぜ」 「障るか。それに全部英語だって、日付くらいだったら読み取れるわ」 そして、その日誌を裏返して、まりさとれいむに見せ付けるように大きく広げた。 「これ分かる? この日の日誌を境にこの警備日誌は何も書かれなくなっているわ」 「えーと、4‥14‥ 4月の14日?」 「そう、そして私達がこの世界に来た時、部屋の時計の日付は何だったか覚えてる?」 「確か‥、5月24日だったよ!」 こくりと、紅里は大きく頷いた。 「私の部屋の時計は、その世界の時間の流れと連動している。だから、確かにこの世界は5月24日のはず。 だけど、この日誌は4月の14日を境に書かれなくなっている」 つまり、と紅里は付け加え説明する。 「4月14日、私達がこの船に来る一ヶ月以上前。日誌が書かれたその日か、その次の15日までの間に、 この船で何かが起こった、ということでしょうね。それこそ、乗客乗組員全員が船の上から消えていなくなるようなことが」 「お、こんな所に砂時計があるぜ!」 「ゆゆー、凄くゆっくりしてるね!!」 「聞けよ、今すっげぇ頭良さ気な推理してたんだからさ」 「だって話が長いんだもん」 「ゆっくりの集中力舐めんなって感じだよ!」 「まずお前らは私を舐めるな」 紅里はゆっくり達の集中力の短さに呆れながら、大きく溜息をついて首を振った。 「この警備室のモニターでも生きてりゃね、当時何があったか分かるかもしれないのに‥」 「取り敢えず電源でも入れてみればいいんじゃない、お姉さん?」 「これだぜ!」 まりさはピョンとコントロールパネルの上に飛び乗り、適当にパネル上にあった大きな赤いボタンを押した。 「おいおい、いくらなんでもそんな簡単に‥」 すると同時に、ブォン、という短い機動音と共に壁一面に存在したモニターが一斉に点いた。 「よっしゃ、難なく大成功だぜ!」 あるぇー? 「凄いね!まりさ!」 「ふっ、経験が生きたぜ」 何の経験なのよ。 だがそんなツッコミは心の中に閉まっておき、モニターの様子を眺めてみる。 「こりゃ、本当にこの船には誰も居ないみたいねぇ」 映し出されていたのは、甲板から地下倉庫と思われる場所まで、この船のあらゆる場所のカメラの監視映像だった。 流石にいくつかのカメラは壊れているらしく、画面の移らないモニターもいくつかあったが、 船の壊れ具合に比べ驚くくらい多くのカメラが未だに機能しているようだ。 「いや、お姉さん、あれを見るんだぜ!」 コントロールパネルの上からモニターを見ていたまりさが、紅里に目線で一つのモニターを指し示す。 色んなものが散乱した様子の狭い部屋が映し出されている一個のモニター。 だが、そこには他のモニターにはない、一つの決定的な違いがあった。 「あれは‥、女の子、‥? いや、ゆっくりね、胴付きの」 モニターの中心には頭身の低い少女のように見て取れる、一人の小さな胴付きゆっくりが映っていた。 映像が鮮明でないため詳しく断定はできないが、黒い帽子を被った、白い髪のゆっくり。 それが無表情で、ただ壁の一面を眺めているように見える。 「どうやら、この世界に居るのは私達だけ、っていう事態は避けられそうね」 「けど、どこの映像が映ってるのかさっぱりなんだぜ」 まりさの言うとおりだった。 甲板や倉庫、ロビーなど特徴的な部屋が映し出されていればまだ良かったのだが、彼女が居る部屋は見る限り狭いだけの普通の部屋。 どうもカメラの位置と向きが悪いようで、部屋の中心しか映し出されておらず、周辺の情報が全然分からない。 せめてカメラの向きを自由に変えることができたら、もう少し部屋についての詳しい情報が分かるかもしれないのだが。 「何か、画面に映る特徴的なものを探しましょう。何かしらヒントがあるはずよ」 「う~ん、といっても小さいし画像も粗いし、全然分からないんだぜ、お姉さん」 「それでも何か、何かあるはずよ」 ふと、突然画面の中の胴付きゆっくりに変化が見えた。 何かに反応しきょろきょろと辺りを見渡すと、画面の奥の方へ歩いていく。 「あぁ、画面から消えちゃう」 「動いちゃやだぜ!ゆっくり止まってね!」 まりさが画面に向かって呼び止めるが、当然その声が届くはずがない。 その胴付きゆっくりは無情にも部屋の奥へ身を隠し、画面には誰も映らなくなってしまった。 「あーあ、どっか行っちゃった」 「結局何も分からなかったぜ」 「けど、いったいどうしたってのかしら。何かに反応して動いたみたいだけど」 「何かが近づいてきたから移動したようにも見えたんだぜ」 紅里とまりさは互いに意気消沈しながら、溜息をつく。 これでもう本当に何のヒントもなくなってしまった、二人がそう思った時、胴付きゆっくりが映っていたモニターに一つの変化が訪れた。 「お姉さん!さっきの部屋、誰かが入ってくるんだぜ!」 「本当だ、まだ誰か居たんだ」 画面の前方、少女が消えていった向きとは逆方向から、 部屋の中に入ってきたのは一人の人間、 そして二人の丸い物体、もといゆっくりだった。 人間の方は無骨な作務衣を着込んだ女性、ゆっくりは飾りから判断するにゆっくりれいむとゆっくりまりさのように見えた。 「‥‥‥」 紅里は、息もするのも忘れてその映像を食い入るように見つめた。 まりさも同じだった。 何故なら、その映像に映っているのはどう見ても‥。 暫くすると、映像の中の女性とゆっくりは部屋に落ちていた何かを拾って中身を調べているようだった。 どうも、それは何かの本、まるでさっき彼女達が見ていた日誌のような形をしていて‥。 紅里は無言で部屋の天井を眺めた。 そして簡単に、天井の角、思ったとおりの位置に、今も起動している小型の監視カメラを見つけることが出来た。 自分たちがこの部屋に入る以前から、そして今もこの部屋で何が起こっていたかを記録していたであろう一個の監視カメラを。 「記録映像だった‥てこと?。私たちはずっと過去の姿を見ていた、この部屋の‥」 「おかしいんだぜ、お姉さん!だってこの部屋に入り口は一つしかない。まりさ達が入ってきた、一つの扉だけなんだぜ!それじゃぁ」 まりさは戦慄した顔で部屋を隅々まで見渡した。 そこには、自分達以外の誰かの姿なんて欠片もない。 「それじゃ、あのゆっくりは、一体何処に行ったんだぜ!?」 あの映像では、胴付きゆっくりの姿がカメラから消えてから、自分達が部屋に入ってくるまで、ほんの十数秒の間しかなかった。 もし、あの胴付きゆっくりがカメラの死角から部屋を抜け出していたのだとしても、 部屋を出た直後、自分達と鉢合わせしていないのは絶対におかしい。 「‥‥‥」 紅里はまた無言で部屋の様子をもう一度眺め回した。 来た時と同じく、部屋は無残に散乱し、ところどころ水浸しになっている。 「ねぇ、まりさ」 「何だぜ」 「私、閉めたはずなのよ。この部屋に入ったとき、そのドアを」 彼女が呆然と見入るのは、何時の間にか、開きっぱなしになっていた、部屋の入り口。 「あとさ」 紅里は引きつった顔で、嫌な汗を大量に流しながら、静かにまりさに聞いた。 「れいむ、何処行った?」 「え‥」 そこで、まりさは初めて気付いた。 いつからだろうか。 まりさの相棒、これまでずっと一緒に過ごしてきた、居て当たり前の存在。 ゆっくりれいむは、その部屋から影も形も居なくなっていた。 そして、そのタイミングを見計らったかのように、 ザァァアァ、と低い電子音がその部屋の中に響き渡り、 「おいおい、冗談でしょ」 彼女達がそれまで見ていたモニターは全て白と黒の砂嵐、ノイズで埋め尽くされて、何の光景も映し出さなくなってしまった。 まるで、彼女達にれいむの行方を知らせまいとするように。 ~Ⅲ~ 「れいむぅ!!」 まりさは相棒の名前を叫びながら警備室から駆け出していった。 「待って、落ち着きなさいよ!あんたらしくもない!」 その後を紅里が焦りながらも追いかける。 だが、紅里にもまりさの焦りは伝わった。 今までのような世界なら、まりさやれいむが突然いなくなっても、まぁ何とかなるだろうと気楽に思うことができた。 それらの世界が安全な、そういった余裕のある世界だったから、ではない。 どんな異変が起こっているのか、黒幕は何処に居るのか、そういった自分が相対しているものが何なのか簡単に知ることができたから。 だが、この世界はまだ何も分からない。 異変も、黒幕も、どんな人やゆっくりが住んでいるかさえも。 分からない、それはつまり、どんなことが起こっても不思議ではない、ということだ。 今れいむがどうなっているか、本当に無事でいてくれるのか、 そして、自分にも同じことが降りかかるのではないか、 恐ろしいのはその“未知”なる部分だ。 「ゆゆー!れいむー!」 「たく、一人で行動するのは死亡フラグだって言ったのはあんたでしょ!待ちなさい!」 まりさは依然変わりない勢いで廊下を猛スピードで駆けていく。 とても、ゆっくりのスピードだとは思えない。それだけれいむのことを心配しているということなのだろう。 その気持ちは痛いほど分かる、だが。 (あんたまで消えちゃったら、私はどうしたらいいってのよ、まりさ) 「れいむー!何処なんだぜ!」 まりさが変わらぬ勢いのまま廊下の角を曲がる。 瞬間、 「ゆぎゃー」「きゃっ!」 軽い衝突音と共に、そんな二人の叫びがした。 どうやら曲がり角で誰かとぶつかってしまったようだ。 「ゆゆゆゆ‥、ごめんなさいだぜ。怪我はない?」 「イタタ‥うん、大丈夫」 そこでやっと紅里が追いついた。 まりさを捉えたところで大きく安心したような溜息をつき、肩を大きく上下させた。 「まったく、まりさ。あんた少しは落ち着きなさい。あんたがその調子じゃ、れいむだって見つから‥」 「ゆううん、ごめんね、お姉さん!でも‥」 そこで二人は気付いた。 今、まりさは誰かにぶつかって、止まったということに。 その、ぶつかった相手の存在に。 まりさと紅里は互いに顔を見合わせた後、慎重にその人物へと顔を向けた。 彼女達の目の前に居たのは、痛そうに頭を押さえる一人の少女。 黒いワンピースに赤い靴、黒いロングヘアー、青い瞳、そして気味が悪いほど白く透き通った肌。 十代前半と思しき可愛らしい人間の少女。 まりさと紅里は一頻りその少女の存在をじっと見つめることで確かめると、 互いにちょっと安心したような溜息を付き、顔を見合わせた。 「生存者発見。確保!!」 「了承なんだぜ!!」 「え、え‥? 何? 何なの!?」 弱々しく狼狽する少女の態度など無視して、まりさは勢い良く少女に向かって飛び掛った。 「悪かったわね。やっと私達以外の誰かに巡り合えたもんだったから」 「これは逃がしちゃいけないと思ったんだぜ」 「は、はぁ‥」 口では謝ってるものの、悪びれる様子も見せずに紅里とまりさは少女に対して自己紹介を始める。 「私は床次紅里。そんでこいつが‥」「まりさはまりさだよ!ゆっくりしていってね!!」 少女は二人の、特にまりさの無駄に高いテンションに更に狼狽しつつも、弱々しい声で返す。 「私は‥、ローラ。 ローラ・エアハルトっていいます‥」 「ローラちゃんね、取り敢えず宜しく」 紅里はローラと名乗る少女に手を伸ばし簡単な握手をした後、 それで、と紅里は素早く話を切り替えた。 「突然で悪いんだけど、教えてくれない?この船、客船みたいだけど‥、どうして誰も乗ってないの?」 「え‥、『客船みたいだけど』‥って、知らないの? この船のことを‥? あんなに有名なのに‥?」 ローラは如何にも驚いたように目をパチクリする。 「ええ、ちょっと、訳有りでね。この世界‥、いや、この船のことは何も知らないのよ、私達」 「それでちょっと船の中を探索してたられいむが何処にもいなくなっちゃったんだぜ」 「は、はぁ‥」 ローラは取り敢えず頷いてくれたようだが、とても彼女達の現状を理解してくれたようには見えなかった。 「それでローラちゃん。教えてくれる?この船のこと。そしてこの船でいったい何が起こったのか」 「うん、いいよ‥。でも、私もよく分かってはいないんだけど」 目の前に居る人たちを果たして信用していいのか訝しむような顔をしながらも、少女は抑揚のない声で淡々と語り始めた。 「この船はね‥、とっても大きな会社が造った、とっても大きくて、とってもとっても豪華な客船だったの。 本当にたくさんの人やゆっくりが乗っていて、ホテルみたいな部屋や遊び場が沢山あって、 晩御飯は毎日が結婚式みたいに豪勢だったんだよ」 楽しい記憶を思い出すように、ローラは目を瞑りながらゆっくりと語る。 「私はね、家族みんなで、パパとママとの3人でこの船に乗ったの。パパが長い休みが取れたからって。 毎日美味しいもの食べたり、プールで泳いだり、映画を見たり、 すっごく綺麗な宝石の展示物を見て回ったり、凄く、凄く楽しかったな‥」 だけど、と少女の顔は少しずつ暗くなっていった。 「けど、どうしてこうなったのか、何が起こったか、分からない。けれど、あの時、夜のすっごく遅い時間にね、 船がドォンって凄く震えたの‥。それでね、パパが私とママを起こして、すぐに逃げるぞって‥。 よく分からないまま廊下に出たら他のお客さんも大急ぎで廊下を走り回っていたの‥、それで、私達も一緒になって走って逃げて‥」 そして少女は小さく首を振った。 「その後は‥よく覚えていない」 「そっか‥えっと、あなたのパパとママは?」 少女はまた小さく首を振った。 「気が付いたら、私だけこの船に居たの‥。他の誰かに出会ったのもお姉さん達が初めてだよ」 どうやら今ここに居るのは彼女一人だけらしい。 「ゆぅ、その孤独感、れいむを失って独りになってしまったまりさにはよく分かるんだぜ。元気出すんだぜ!」 「おーいー、まりさくーん。紅里お姉さんがカウントに入ってないぞー」 「うん‥、ありがと。それで、れいむっていうのは‥?」 「そ、こいつの相方で私の同居人、ゆっくりれいむのことよ。さっきまで一緒に居たんだけどね」 「そうなんだ」 少女は寂しそうな顔で紅里の前でしゃがむと、まりさの頭を優しく撫でた。 「大切な人がいなくなっちゃうのは、寂しいよね」 「ゆぅん!」 まりさは気恥ずかしそうに頬を染める。 「だ、大丈夫だよ!れいむは絶対無事なんだぜ!まりさには分かるぜ!」 そして、ふんぞり返ってローラの顔を自信満々な顔で見上げて言う。 「だから、お嬢さんのパパとママだってきっと見つかるんだぜ!元気出すんだぜ!」 自分より遥かに小さい生き物から、こんな風に励まされるとは思っていた無かった少女は少し驚き、 そして小さく笑った。 「うん、そうだね。ありがと。まりさ」 そしてまた小さくまりさを撫でる。 まりさはまた「ゆぅん」と甘い幸せそうな声をだした。 「まったく、柄にもなく格好つけちゃってさ」 やれやれと、紅里は半分呆れ、半分見直したような顔で首を振る。 だが、どうやらこれで少しローラの彼女達に対する警戒も解けたようだ。場を和ますのにゆっくり以上の適役はいないということだろう。 そして取り敢えずこれからどうするか、それをまりさと話し合おうと身をかがめようとした時、 彼女は、その声を聞いた。 『大丈夫、みんなすぐ会えるよ』 耳元で囁かれたような、不確かで、それでも鮮明な誰かの声。 「え?」「ゆ?」 紅里とまりさは咄嗟に辺りを見渡した。 もちろん、この廊下には彼女達以外の姿は見当たらない。 「どうしたの?」 ローラがきょとんとした心配そうな顔で紅里を見上げながら聞く。 「さっき‥何か聞こえなかった?」 「ううん、別に」 「まりさは?」 「何か、ただならぬ気配って奴を感じたんだぜ」 紅里とまりさは黙って顔を見合わせた。 どうやら、この船に何かがあるということは確からしい。 「取り敢えず、どこか移動しましょうか。れいむだって見つけないといけないし」 「賛成だぜ。何ていうか、一箇所に留まるのは危険な気がするんだぜ」 「あ、それなら。私に着いて来てくれないかな? ちょっと見てもらいたい所があるの」 紅里とまりさはひとまずローラの提案に従うことにして、歩き出した少女の後を付いていった。 絶えず周囲を警戒しながら。 それでも、誰の姿も見つけることができずに。 そして、誰も居ないはずの閑散とした廊下、 それでもそこに居た彼女は言った。 『そう、みんなどうせすぐに会える。だってさ』 『あのお姉さん達が“転移”してきたのは私の部屋だもの』 『私の、幸せの部屋に泊まった者は、幸せになる義務があるのよ!!』 そして、彼女は薄暗くほくそ笑む。 『ねぇ、貴女もそう思うよね? 私達の“歌姫”、ローラちゃん』 「うん、私もそう思うよ。“管理者”のこいしさん」 「お嬢さん、何か言った?」 「ううん、何も言ってないよ。まりさ」 ローラは薄く笑って、後ろを歩く小さいゆっくりに向かって首を振った。 「う~ん、さっきからソラミミが酷いんだぜ」 「本当にただの空耳ならいいけどね」 まりさのぼやきに紅里がやれやれとまた首を振った。 そしてローラはまた前を向いて歩き出す。 後ろから着いて来る二人を急かすように早足で。 Bパートへ進む… 名前 コメント
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キャラクター/ヒロイン 名前:高峰 紗希 http //bit.ly/hUCPqs 年齢: 誕生日: 身長:168cm 学部:理工学部 性格:クーデレ 高校からの射撃経験者。 imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 名前:○○ 陽向 http //bit.ly/ecHE23 年齢: 誕生日: 身長:162cm 学部:文学部 性格:幼馴染。ツンデレ。 名前::九条 優花 http //bit.ly/hOMBM5 年齢: 誕生日: 身長:157cm 学部:商学部 性格:ほわほわお嬢様。 imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 名前:園村 美那 http //bit.ly/gGQCrg 年齢: 誕生日: 身長:165cm 学部:経済学部 性格:超普通。 imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。
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#下記政策及び声明は、管理機構の承認が降りた場合行います。(許可なく声明を出すのは混乱の元となるので) キノウツン藩国における今後の復興計画について 藩国民の皆様にお知らせです。 キノウツン藩国の今後の指針について、 これより藩王のキノウ=ツン様より声明が行われます。 キノウ=ツン: 「藩国民の皆様、そしてNWにお住まいの全ての皆様。キノウツン藩王、キノウ=ツンです。 本日は、私から皆様に向けて、 キノウツン藩国のこれからについてのお話をさせていただきたいと思います。 長時間の声明になりますが、ご清聴いただければ幸いでございます。 ……私たちキノウツン藩国は、 ムラマサ騒乱、マンイーター罹患という度重なる悲劇、そしてその後の混乱の結果、 多くの藩国民の方々の尊い命を失い、国家運営においても深刻なダメージを負いました。 まずは、今回の一連の騒動で亡くなられた方々に対し、ご冥福をお祈り申し上げます。 また、ご遺族の方々、損害を被られた方々、その他多くの方々に対し、 藩国政府の対応の不手際により、被害の拡大を招くことになってしまったことについて、 謝罪をさせていただきたく存じます。本当に、申し訳ございませんでした。 そして次に、感謝を申し上げさせていただきたいと思います。 NW中を襲った病「マンイーター」。 この病に対する抗体の生成は、非常に困難を極めました。 抗体生成、及びそのNW各地への散布の裏には、 帝國・共和国の区別のない、多くの方々の献身的なご尽力がありました。 本当に、ありがとうございました。 ……そうした方々の中で、私はある女性をご紹介したいと思います。 彼女の名は、レディ。隣国であるakiharu国の象徴的存在でした。 彼女は、文字通りその身を抗体生成に捧げ、…亡くなられました。 現在散布されている抗体は、彼女が提供されたデータをベースに生成されています。 彼女は、共和国の誰よりも、共和国を愛していた。 私は、そう伺っております。 彼女は、肩書きにも、財産にも興味を抱かず、 共に和して自由の旗に栄光を与える、その理念をこそ愛したそうです。 そして、彼女の強き意思は共和国だけでなく、NW全体を救うことになりました。 誰よりも自由を愛し、誰よりも和を尊んだ淑女。 私たちキノウツン藩国は、強く優しい彼女を決して忘れません。 彼女の遺志を、決して失わせません。 そのために、私たちは私たちに出来うる全てのことをしなければなりません。 彼女の想いに報いるためにも、亡くなられた全ての方々の命を無為に終わらせないためにも、 私たちは立ち直らなければなりません。 その第一歩として、キノウツン藩国政府は、 今後の復興計画及び藩国運営方針を広く告知するため、 長期的展望を含めた復興計画書、「キノウツン白書」を公布いたします。 この白書に基づき、今後の藩政は行われます。 レディが描いた共和国の理念を実現するためにも、 亡くなられた方々の想いを受け継ぐためにも、 私たちキノウツン藩国は、まず自らの足元に強固な足場を築くことで、 共に和し自由を愛するキノウツン藩国を蘇らせていきたいと思います。 道のりは長く、険しいものになるかもしれませんが、 キノウツン藩国政府は決して諦めません。絶望などしません。 現在、キノウツン藩国の国家機能は、 「世界管理機構」という機関の方々に事実上掌握されております。 藩国政府が至らなかったばかりにこのような事態を招き 藩国民の皆様に無用の混乱を招いてしまったことにつきましては、深くお詫び申し上げます。 しかしながら、彼らの主方針は「藩国民の皆様の幸福」にあるという点については、 藩国政府としても賛同せざるを得ず、 また彼らが現在実施しております「職業アイドレスの着用の禁止」につきましては、 着用を行うと「裏返り」という現象により命に危険が及ぶという事例が報告されております以上、 適切な対処であったといえます。 藩国政府といたしましても、現在全力を挙げて原因調査、解決を目指しております。 根本的な解決がなされるまで、 藩国民の皆様にはご迷惑をおかけすることになり大変恐縮でございますが、 ご理解いただければ幸いです。 藩国民の皆様におかれましては、 どうか今一度、キノウツン藩国を蘇らせるためにお力をお貸しください。 現在藩国政府では、世界管理機構の方々との協議を行うべく、代表者の派遣を行っています。 管理機構の方々も、私たち藩国政府も、その手法に差異はあるかもしれませんが、 目指す理念が「藩国民の皆様のため」という点については一致しています。 お互いにとって、そして何よりも藩国民の皆様にとってよりよい政治を行えるよう、 お互いが協力できる点では協力し、藩国民の皆様にとって住み良い藩国を目指して参ります。 至らぬ点は多々あるかもしれませんが、 もう二度と悲劇を繰り返さぬよう、 そして共に和して自由の旗に栄光を与えられるよう、 藩国政府一同尽力してまいりますので、ご協力をいただければ幸いでございます。 ……以上で藩王声明を終えさせていただきます。 ご清聴、誠にありがとうございました。」 キノウツン白書本文はこちら
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ツントゲガールとは、コミックス5巻「うまるとプレゼント」でアレックスが切絵ちゃんに対して命名したあだ名。アレックス曰く『彼女はツンデレ要素がなさそうなのでツン&トゲのガール』とのこと。 アニメ2期で3話の次回予告で、切絵ちゃんとアレックスが対面するシーンが確認されたため、この名称もアニメで登場する日もそう遠くないだろう。切絵ちゃんとアレックスのギャルゲー対決後、2期3話の後半で登場。アニメでもそのツントゲガールっぷりは遺憾なく発揮された。 ちなみに『干物妹!うまるちゃんオリジナルサウンドトラック』に収録された切絵ちゃんのテーマのタイトルが、このツントゲガールである。アニメ1期では切絵ちゃんとアレックスが絡むシーンがそもそも無いため、原作未読の方は困惑するかもしれない。
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称号:『総てを照らす太陽神』、『太陽の光の化身』、『????』 名前:アポロニアス フルネーム:アポロニアス・ローゼンクロイツ 性別:男 能力:炎と熱を統べる能力、太陽を創り出す力 身長:180cm 体重:75.8kg 年齢:外見年齢25歳 国籍: 特徴:モノクルのような眼鏡、日に焼けた小麦肌、輝く髪、ジャラジャラうるさいアクセサリー、英語混ざりの崩れた喋り方。かなりお気楽でポジティブ思考な憎めない性格。時折見える冷酷さは神の怒りを表したものか。 出身地:異世界『ノヴァ』・炎地域 職業:神 髪型:ツンツンショートヘアー&おさげ風ビッグテール(下ろすと癖っ毛ロング) 種類:英雄 階級:上位英雄(時空英雄の可能性あり) 種族:神と炎族のハーフ イメージ:炎、太陽、神 イメージポエム: 武器:炎の槍『グングニル』 属性:炎 エレメント:太陽のエレメント、太陽 好きなもの:冷たいもの、炭酸飲料、発泡酒、洋食全般 嫌いなもの:甘いもの、洋酒、雲 髪の色:鮮やかな橙色【ゴールデン・イエロー】 瞳の色:朱色【ヴァーミリオン】 肌の色:小麦肌【バーレー・ベージュ】 技: 台詞 「Hay!マイネームイズ、アポロニアス・ローゼンクロイツ!よろしくネ!」(自己紹介) 「Oh!?ユー、ひょっとして…この世界をRegeneration、再生させるつもりデスか!?それでしたら、ミーも協力しマース!」(加勢) 「ミーの願い?もっちろん、それはこの世界を照らすSunshine、太陽になる事デース!ユーが差別や偏見をなくす事でしたら、ミーはその世界を照らす太陽になりマス!…いいでしょ?」(願い) 「…ハッ!!悪魔っていうやつはこの程度の力か?ネチネチと嫌味ったらしい攻撃ばかりしやがる……ほぉら、そんな暗いところにいないで…たまには外に出て、陽の光を浴びようぜェ?」(怒り) 「あああああああああリオかわいいいいい!!うちのリオは超キュート!!ミーに似てとっても可愛いデース!!!あああああかわいいいいいいい!!!」(親バカ) 「リオ…最期に、言わせてくれ。辛くなったら…空を見なさい。どうして、空を見るのかって…?…教えただろう、大きな空には世界を照らす〝太陽〟が、いるってさ…だから―――――」(???) 「ミーの職業は神様ネ。神様ってゆーのは、一般的には特別な力を持った種族や人種とも言われますガ、時に職業として扱われてしまう場合もアリマース。理由?禁忌デス♪」(コラボ専用:職業・神について) 「英雄になる条件?…んー、まずは自分がどんな人になりたいのかをイメージする事ネ!!話はそれからデス!!」(コラボ専用:見習い英雄への教育) 「…この世界を照らす太陽は、俺じゃない。君達だ。君達がこの世界を明るく照らす太陽なんだ、胸を張って前を向け!少年少女よ、大空を見ろ!そこにあるのは希望だ!」(コラボ専用:????) イメージCV: 歌CV: 関連人物 『リオ・高橋』・・・一人息子 『』 『』 創作者名:天野宮 風説 登場作品:オリジナル系 ≪アポロニアスの詳細≫
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身長190センチ。男性。3歳。 雨に濡れたような長髪。頭の両側からは黒い角が生え 陰険そうな赤い瞳,細い三日月目の下にはクマが浮かび、 死人のように青白い肌に長身細身の身体を猫背気味に屈めている 根暗不健康男。 前記の姿は人間形態のもので、 本来の形態は持ち手が二股に別れた真っ黒い仕込み傘。 能力: 水を吸収しての再生能力。 足を着けた水面域の支配能力。 全身の刃化。 傘←→人←→剣への形態変化。 飛行能力(傘形態の時は主人(マスター)が居ないと飛べない) 北島の使い魔兼彼氏。 北島をおちょくるのが好きで、よく胸を話題に遊んでいたが 北島が本気で悩み出したため、現在は控えているよう。 ボソボソと分かりづらく回りくどくやたら倒置法で喋る 同年齢の野菊とは一緒に見られたくないのかよく虐めているが、 仲が悪い訳ではないらしい 過去二度も主人から手放された経験があり 初期はひたすらツンツンしていたが、 人生経験を積んだのか今ではかなり丸くなった。 猫舌。 ■生い立ち■ 一人目の主人,蛍とは恋人同士だったが手違いで離ればなれに 捨てられたと思いこみ二人目の主人,木乃伊の元に使えるが たいした理由無く捨てられ,グレはじめた。 三人目の主人,北島と出会ったときにはとにかく 保身のために徹底して暴力的に振る舞い近づけないようにしていた。 が,爬虫類将軍ラドランカナードや魔王ザカートの力添えで和解し 現在にいたる。 その後も 拉致(ラチ)られたり 告白(コク)られたり 犯(ヤ)られたり 暴行(ボコ)られたり さりげにモテるが運のない奴。 最近では狂骨という元・妖に告白されたが果たして… 余談: テケ・リ・リと共に某ストライダーのワ■ウと酷似しているという 内輪ネタがあるが 作者は全く意図しておらず、映画を見て初めてその容姿と設定と扱いを知り 大いに吹き出した。